酸素カプセル（わんちゃん用）

犬猫ペット用酸素カプセルの仕組み

酸素には、『結合型』と『溶解型』2種類があり、通常の呼吸で取り入れられるのは『結合型』の酸素です。『結合型』は血液中のヘモグロビン（赤血球）と結合して運搬されますが、毛細血管よりも粒子が大きい為、体内に酸素を行き渡らせるできません。

一方、酸素カプセルでは、『溶解型』酸素を発生させます。『溶解型』酸素は気圧をかける事により、非常に小さな毛細血管やリンパ液にも直接入ることができ、体内に行きわたる事ができます。

これは『気体は気圧の高さに比例して液体に溶け込む』ヘンリー物理の法則に従っています。

【結合型酸素】

体内の酸素の98％は赤血球とくっついて運ばれる結合型酸素。赤血球の量以上に酸素は運ばれず、微細な毛細血管の先まで届きにくい。

【溶解型酸素】

体液に直接溶け込んでいる。毛細血管やリンパ液の中に入ることができる。

犬用酸素カプセルの効果

①運動不足やストレス

犬用酸素カプセルに最低15分～入ることで約１～2時間の運動をした時と同等の有酸素効果が期待できます。雨や雪などで外出できない時や、散歩に行けない老犬など最適です。

②リハビリ、ケガの回復

酸素カプセルによる効果として、全身に与える高い気圧により溶解する酸素が増え、コラーゲンの分泌とマクロファジーによりキズの回復や四肢の関節の炎症の沈静化、さらに骨密度の促進により骨折の早期回復にも期待されています。

この犬猫ペット用酸素カプセルの働きは人間だｊけでなくペットに対しても同様の効果があると考えられています。

③肥満などのメタボ対策

運動不足とストレスは肥満の原因です。その要因に酸素不足が大きな関りを持つと言われております。体の脂肪を燃焼するには酸素が絶対に必要です。犬猫ペット用酸素カプセルは、全身に高い圧力をかけ、一回の呼吸で多くの酸素を取り入れる事が可能になり、より粒子の細かい溶解型酸素がが体内に浸透され、脂肪やコレステロールなどで詰まった毛細血管の先まで酸素が供給されやすくなります。この犬猫ペット用酸素カプセルの作用により、皮下脂肪や内臓脂肪の燃焼促進につながりダイエット効果に期待ができます。

④疲労回復・体質改善・アンチエイジング

犬猫用酸素カプセルは、高気圧により溶解型酸素が体内の細胞の隅々まで行き渡ることで、疲労物質である乳酸を分解し免疫効果を向上し、成長ホルモンの分泌も促され、疲れにくい体質となり、ベストコンディションを維持し体質改善の向上・アンチエイジングにもつながります。

⑤コンディショニングケアー

犬猫ペット用酸素カプセルによって関節や骨格のゆがみを整えるレオロジー効果が得られ、溶解型酸素の供給によって免疫力が高まり皮膚の新陳代謝につながります。

⑥美しい毛並み

犬猫ペット用酸素カプセルにより、毛細血管の隅々まで溶解型酸素を十分に供給するので細胞が活性化し、毛先まで栄養が運ばれ、美しいツヤと輝く毛並みへと整える効果に期待ができます。

犬猫ペット用酸素カプセルの効果の期待のできる疾病

関節疾患

・椎間板ヘルニア（内科治療のサポート及び外科手術後のリハビリ）

・膝蓋骨脱臼（内科治療のサポート及び外科手術後のリハビリ）

・股関節脱臼（内科治療のサポート及び外科手術後のリハビリ）

・各種骨折（外科手術後の治療促進）

・大腿骨頭壊死症（レッグペルテス）

・関節炎

・変形性関節炎

手術後の利用

・手術創の治療促進

・手術後の回復促進

ウイルス性疾患

・慢性ウイルス性鼻炎

犬猫ペット用酸素カプセルについてよくある質問

Q、酸素カプセルの効果はどれくらいで現れるの？

A、効果には個人差があります。一般的には週2回を3週間～6週間程度続けて頂くとだいたいのペットに効果がでています。1回の利用で体内酸素量は72時間持続すると言われていますので、1回の利用でも「元気になった」など体感されるペットもいらっしゃいます。

Q、酸素カプセルで酸素を取り過ぎると活性酸素の増加や中毒の心配はない？

A、酸素には風痛の酸素と活性酸素があります。活性酸素は身体にとってなくてはいけない物質ですが、増えすぎると細胞を破壊する有害物質になってしまいます。活性酸素が増加する原因に酸素濃度が40％を超えるとなんらかのマイナス要因が発生すると言われております。酸素カプセルは25％前後の酸素濃度なので活性酸素増加や酸素中毒の心配もありません。また、医療用酸素（純酸素100％）を使用していませんので安全です。

Q、なぜ高気圧にするのですか？

A、通常の呼吸で取り入れる酸素のほとんどは血中のヘモグロビンにくっつき体内に運ばれる「結合型酸素」で体液（リンパ液、中枢神経）直接溶け込む微粒の「溶解型酸素」はほんのわずかしかありません。ところが結合型酸素は毛細血管より粒子が大きいため毛細血管の細部へは十分な量の酸素を送る事が出来ず、部分的に酸素不足に陥ってしまいます。そこで通常に呼吸しているだけではなかなか取り込めない溶解型酸素を増やす方法として「期待は気圧の高さに比例して液体に溶け込む」という物理の法則を利用した酸素カプセルが生まれました。大気中の酸素を25％前後まで高めた酸素カプセルの中で酸素を吸うだけで通常呼吸より体内酸素量が増えるのです。

Q、犬猫ペット専用酸素カプセルに入らない方がいい状態ってありますか？

A、酸素カプセルは血糖値の低下を起こすことがあるので、糖尿病や低血糖状態の場合は使用しないようにしてください。また酸素カプセルに入るとは一時的に血圧が上昇するので、高血圧や血圧の変動に注意が必要な病気（例えば心臓疾患）の場合は、酸素カプセルの使用をご遠慮下さい。

Q、 酸素カプセルに入れることでパニックになったりしませんか？

A、警戒心の強いわんちゃんは知らない場所に閉じ込められると吠えたり暴れたりしてしまう事が考えられます。飼い主様の顔が見えることで落ち着くようならご使用いただけますが、無理なご使用はさせませんので、一度お試しください。

Q、酸素カプセルに入れない子は？

A、心臓病やてんかん、インスリンを使用している糖尿病の子、耳垂れが起きている子はご利用をお断りする事もございます。